平成18年度  プティ ヴィラージュ 基本指針



1.目標


子ども達ひとりひとりが、それぞれの自己実現を目指し、いきいきと「暮らし」ができるよう、子ども達本人、ならびに、彼らの家庭(家族)を支援する。



2.方針


1) 子ども達が、職員と一緒に、いきいきと暮らしている実感が持てる家(家庭)づくりを目指す。


衣・食・住といった、日々の暮らしを手段として、子どもが職員(特に、キーパーソン)としっかり関係(「信頼関係」「依存関係」)を築いている実感が持てるよう、処遇を行う。
特に、「食事の団欒」に関しては、大事にしたい。


2) 子ども達が、心身ともに、元気に育つことができる家を目指す。



子ども達が、心も身体も、元気に健康的に育つよう、衣・食・住等と言った日々の暮らしをより豊かなものにできるよう、日々心がける。また、嘱託医としっかり連携をとり、子どもの健康管理には、十分配慮する。


3) 子ども達が、安心して、癒すことができる家を目指す。


日々の暮らしの中での疲れやストレスが、癒すことができるよう、ゆったりとした環境で、くつろげる家であるよう、日々心がける。また、虐待後のストレス障害等、心理療法が必要な子どもに関しては、カウンセリング等を効果的に活用する。


4) 子ども達に、「暮らし」を伝承し、豊かな生活を営むとともに自己実現ができる家を目指す。



豊かな暮らしをするのに必要な、いわゆる「基本的生活習慣」を子ども達に伝える。また、季節の変わり目にある季節行事を、家としてしっかり楽しむことで、豊かな伝統文化もしっかり伝える。


5) 子ども達が、いきいきと暮らし、幸せな家庭復帰ができるよう、適切な家庭支援を行う。


子ども達が、本来の家族に対する想いを、しっかり考慮し、適切な家族関係が築けるよう、関係諸機関と連携して、適切な家庭支援を行う。
特に、子ども達の本来の家族が、職員と一緒に子育てしていると思えるよう配慮する。


3.留意点


1) 子どもひとりひとりを、しっかりと見つめ、向き合い、その子どもひとりひとりのニーズにあった処遇を行うこと。


2) 子ども達の心身が傷つくような言動、態度、行動はしないこと。


3) 今後の処遇や、措置入所という子どもの心理的不安なども考え、児童相談センターと連携し、入所前ケアをしっかり行うこと。


4) 家庭復帰に関しては、積極的に取り組むものの、その判断の際は、子ども達の最善の利益かどうかを慎重に考えること。もちろん、家庭復帰が最善の利益になるよう、諸関係機関と連携をとりながら、しっかりと家庭調整を取り組むこと。


5) ボランティア、実習生の受け入れに関しては、子ども達にとって、豊かな地域社会を実現するため、積極的に行うこと。ただし、その受け入れが、子ども達にとって不利益や負担にならないよう、しっかり配慮すること。


6) 職員は、よりよい処遇を目指し、研鑚を重ねること。なお、この基本指針は、年度末ごとに必ず見直し、よりよい養育を目指すこと。